「ぶっちゃけインタビュー」が、単行本になりました!

『コトノネ』5号から続く連載「ぶっちゃけインタビュー」。

障害と福祉を切り口に、さまざまな分野で活躍されている方に話をうかがってきました。
今回、青土社さんからお声がけいただき、その連載が単行本に!

「当事者」と「想定外」をキーワードに、これまでのインタビューを再構成。
上下巻にわけて、全32回分のインタビューが収録されています。

これまで『コトノネ』に掲載したインタビューに加えて、安田登さん(能楽師)、大嶋栄子さん(特定非営利活動法人リカバリー代表)のインタビューを新規収録しました。

上巻は伊藤亜紗さん、下巻は藤原辰史さんに「あとがき」を書いていただきました。
コトノネのアートディレクター小俣による、大胆な装丁もお楽しみください。

『障害をしゃべろう!』上・下巻
◎定価:1,980円(本体1,800円)
◎発売日:2021年10月19日
◎著者:里見喜久夫 他
◎発行:青土社

詳細・ご購入は、青土社ホームページへ。
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【上巻目次】
「当事者」を生きる はじめに  里見喜久夫

1 当事者である/になること
須藤シンジ/坂口恭平/東田直樹/稲垣えみ子/最首悟

2 ケアが生まれる
向谷地生良/六車由実/岡田美智男/松永正訓/荒井裕樹

3 「わかる」とは何か
熊谷晋一郎/伊藤亜紗/小川さやか/森田真生/安田 登

働くよこがお あとがき  伊藤亜紗

【下巻目次】
「想定外」を生きる はじめに 里見喜久夫

1 地域に根ざす
大友良英/新 雅史/いがらしみきお/岡 檀/大嶋栄子/松村圭一郎/藤原辰史

2 表現がひろがる
空門勇魚/小川洋子/山田太一/石川直樹/照屋勇賢

3 生きものから考える人間
中垣俊之/稲垣栄洋/中島隆信/森山徹/中屋敷均

おしゃれ雑誌 あとがきにかえて 藤原辰史

<帯の言葉(あとがきより)>
「『コトノネ』は、単なる障害についての雑誌ではない。ページをめくると、なぜかジャズが聞こえてくるような気がするのだ。それも、ノリのいいビックバンドが。」
――伊藤亜紗

「自分を安易に商品化しないこと。日々の単純な営みを疎かにしないこと。全自動精神乾燥機のような世の中でこれらのかっこよさは稀少である。」
――藤原辰史