『障害をしゃべろう!』が、松永正訓さんのブログで紹介されました!

2021年10月19日に青土社から刊行された『障害をしゃべろう!』

小児科医・ノンフィクション作家の松永正訓さん(『コトノネ』30号<ぶっちゃけインタビュー>に登場)が、ブログで紹介してくださいました!

この本を読むと2つの特徴に気づきます。
まず障害者問題に関しては、相当ハードにこの世界に切り込んでいます。
「青い芝の会」の横塚さんや横田さんの話がくり返し出て来ます。「青い芝の会」は日本の障害者運動の先駆けになった組織であり、これまでの運動の中で最も過激な団体だったと言えます。
日本の障害者運動に与えた影響の大きさについては、語りきれません。
ぼくは若い頃に朝日新聞の本多勝一の文章を読んで、「青い芝の会」の存在とその主張を知り、価値観の転換を迫られたことをよく覚えています。

そしてもう一つの特徴は、里見編集長は障害福祉に拘泥することなく、そこからウイングを伸ばして周辺領域の多様な人たちにインタビューしていることです。
そのことによって、この本は内容に厚みが出て、表現する世界が広がっています。
要するにハードコアな話も読めるし、多彩な世界に入っていくこともできるわけです。

歴史は必ず進歩する! 医師・松永正訓のブログより

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