【コトノネ編集長のおまけ日記】夕張に、ありがとう

コトノネ編集長のおまけ日記

コトノネの夕張取材で、おもしろい人に出会って、取材の後に、その人たちが東京に訪ねてきてくれて、飯を食いながら、酒の勢いで「夕張学」の話をしたら、そりゃ、おもしろい、やってよやってよと、囃されて、調子に乗って、ほな、やりましょうか、となったのが、今年の1月。それから、2月に夕張を訪ねて相談して、正式な立ち上げは5月の頭。

せっかくやから、お披露目をしたいね、研究会という名目で、となって、8月5日(日)、6日(月)の夕張開催が決まった。参加者の募集の呼びこみにかかったのが、5月の頭。参加費1万5千円。東京から高い飛行機代を出して、ほんとうに来てくれるのかな。飛行機代宿泊代を入れたら、いくらかかるのか。個人参加とすれば、重たい費用やね、と心配したが、ありがたいことに来てくれました。東京近辺だけでなく、遠くは滋賀、岐阜、愛知、福島など、ほんとうに、ありがたい。

夕張市役所の佐藤学さん、夕張学を含めた「夕張『村』」プロジェクトの代表正木英之さん、お二人の実践力、本気力はすごい。参加者に強い印象を残したようです。それに何と言っても、地元を離れたくない若者、地元に戻ってきたい若者の思いの篤さが迫力あった。やっぱり、未来を語るのは、若者ですね。引き込まれていました。

昨日、東京近辺から参加していただいた方に事務所へお越しいただきました。感想を語り合えば、みなさん共通しているのは、若者への共感。応援したくなりましたね、何かできないのか、若者といっしょに夢を見たい。夢の伴走料として投資しますという方も出て、大いに盛り上がりました。

わたしは、若者じゃなくて、福祉支援者50%以上(高齢者と障害者)の町を何とかしたい。高齢者+障害者で50%と言えば、その家族を合わせれば100%。ほとんど全員が福祉受益者。福祉こそがベースの町。何とかできるパワーがあり、価値もある。これぞ、未来資産です。みなさんもご参加ください。
高齢者・障害者のことを考えるほど、たのしくなる夕張学会です。