【俺たちの米だぞ】自然栽培米のおいしい炊き方・食べ方

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「俺たちの米だぞ」は、コトノネが企画・販売する、自然栽培パーティのお米の食べ比べセット。
産地も品種も違う3つのお米を詰め合わせてお届けしています。ここでは、自然栽培のお米をもっとおいしく食べていただけるよう、おすすめの炊き方と食べ方をご紹介します。

【自然栽培のお米のおいしい炊き方<基本>】
① お米の洗い方
1回目、最初の水を入れるときは、研がずにそのままサッと水を捨てます。
2回目以降は指の腹で軽く洗ってください。これを2、3回繰り返します。
洗いすぎは美味しさを損ないますので、ご注意!

② お米の浸水時間について
お米の芯まで水がしみこむには、2時間程かかります。
たっぷり水につけて、ごはんの甘みを引き出しましょう。

③ 水加減について
自然栽培パーティのお米は細胞密度の高いお米です。
水加減はいつもの新米より、少し多めにしてください。

④ 土鍋で炊く場合
ふたをして中火で5分、吹きこぼれない程度の火力で10分。
このとき絶対にふたを開けないでください。10分経ったら強火にして10数え、火を止めます。

⑤ 炊きあがりの蒸らし
火を止めたら10~15分くらい蒸らします。
炊けたごはんは、「蒸らし」ではじめて芯までふっくら、美味しくなります。

⑥ ほぐす
素早く、全体をかき回してほぐします。
水気をとばし、お米が水分の再吸収するのを防ぎます。

※お米の炊き方は、品種によってバラつきがあります。
各産地からのコメント(下記)も参考にしてください。

【おすすめの炊き方・食べ方<産地より>】
●作業所おもや(特定非営利活動法人縁活)
品種:朝日
オモヤキッチンでは、ひとつまみの塩と、オリーブオイルを2~3滴入れて炊いています。
おもやの漬物といっしょにどうぞ。米粒がべちゃっとしにくいので、ドリアやカレーにも相性抜群。

●きざはし[現:ごんのしまカンパニー](社会福祉法人いぶき)
品種:ハツシモ
水少なめ、かために炊くのがおすすめ。さらっとしたお米なので、お寿司や寿司飯に合います。
塩おにぎりにしてもおいしいですよ。

●さんすまいる伊都&いとキッズ(特定非営利活動法人伊都福祉サービス協会)
品種:ヒノヒカリ
水の量は通常より多め(1.1~1.2倍くらい)に、火力強めで早炊きにすると、おいしく炊けます。
冷めてもおいしい塩おにぎりで、ぜひ。

●菜の花(社会福祉法人ゆずりは会)
品種:コシヒカリ
炊き方は個人の好みもありますが、普通で大丈夫。冷めてもおいしいので、お弁当におすすめです。

●ファームセンターレインボー(社会福祉法人ハーモニー福祉会)
品種:コシヒカリ
普通に炊いてもおいしいです。おすすめは塩おにぎり!お米の旨みを味わって。

●JOB陽だまり工房(社会福祉法人明和会)
品種:ヒノヒカリ
オムライスやチャーハンなど、味付けごはんに向いているお米です。
陽だまり工房の利用者に人気のメニューはカレー。

●むもんカンパニー青い空(社会福祉法人無門福祉会)
品種:イセヒカリ
普通どおり炊いてOK。シンプルに卵かけご飯か、おにぎりがおすすめです。

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ご参考になったでしょうか?

ある事業所の方いわく、自然栽培のお米は「のどに抵抗なく、するっと食べられる」のが魅力だそう。農薬も肥料も使わない自然栽培米のおいしさを、どうぞお楽しみください。