『コトノネ』から生まれた紙、デビュー!

「くるくる版画博覧会」でのユーモラボブースの様子

本日11月2日(火)、神保町の老舗画材店・文房堂でのイベント「くるくる版画博覧会」で、『コトノネ』から生まれた紙「NP_MAGAZINE」がお披露目となりました!

「福祉とあそぶ」をテーマに活動するデザインユニットHUMORABOさん(ユーモラボ/前川雄一さん・前川亜希子さんご夫妻)に、毎月開催しているコトノネだらだら座談会(※現在はオンラインで開催中!誰でもご参加いただけます)でお話をしていただいたのは、今年4月のこと。

本屋さんから戻ってくる本など、どうしても廃棄しないといけない本があるのが悩みだったコトノネ編集部。相談をしたところ、ユーモラボさんがディレクションを手掛ける「NOZOMI PAPER®」のラインナップに加えてもらえることになりました。

「NP_MAGAZINE」発見!!

紙を漉いてくださるのは、「NOZOMI PAPER®」を製作する「NOZOMI PAPER Factory」に新しく加わった世田谷福祉作業所さん。偶然ですが、コトノネの事務所とも歩いて30分ほどの距離。試作にお邪魔しましたが、思い入れのある1冊が、1枚1枚人の手で破かれ、漉かれ、新しい紙になっていく様子はまさに「生まれ変わり」。せっかくなので、何かこの紙を使って遊べたら…と妄想も膨らみます。

世田谷福祉作業所さんも、ブースを出展

出来上がった紙は、一見グレーに見えますが、カラフルなコトノネの誌面を反映して、よく見るとさまざまな色の粒からできています。厚みがあり、活版印刷などにもよく合う紙です。ぜひ実物を手に取っていただきたいです。

「くるくる版画博覧会」は明日11/3も開催中!神保町散歩のついでに、ぜひお寄りください!

※『コトノネ』から生まれた紙「NP_MAGAZINE」は、ユーモラボさんのオンラインショップで購入できるようになる予定です!

ユーモラボさんがつくってくれたPOP