自然栽培パーティ「旬を旅する」通信② NPO法人手と手 みのり彩園

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タネを繋ぐ素敵な企画「旬を旅する」の話を聞いたのは、今年(2020年)6月でした。

当初、小心者の担当スタッフは、「自分たちの作った野菜が全国に届くなんて…ちゃんと出来るかな!?」と戸惑っていました。でも、農場長から「楽しむための企画だよ〜楽しむこと(^^)」という言葉を聞いて、「なるほど!楽しんじゃえばいいのか♪」と戸惑いがどこかへ吹き飛び、ワクワクする単純なスタッフ(汗)

今がんばっている利用者のOさんとNさんにこのことを話すと、2人とも、「面白そうですね。たくさん採れるといいな〜」と言ってくれ、みのり彩園の旬の旅が始まりました。
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作る品目は「紅絞菜豆」と「大野紅かぶ」。

「紅絞菜豆」は、北海道在来の白地に赤の模様のはいった可愛いらしい豆で、煮豆やスープなどがおすすめです。早速、7月に播種しました。豆は収穫後、乾燥させて、選別がありますが、北海道は10月には初雪が降ることもあり、雪が降る前には収穫を間に合わせたい!それ急げ〜とタネまきしました。今は花が咲き終わり、しっかりした鞘をつけています。
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もう一つの「大野紅かぶ」は、北海道の南部の在来種です。茎まで赤いカブで、柔らかく甘味と香りのあるかぶです。漬物や、サラダ、煮物にしても美味しい。はじめて植える品種で、元気に育ちますように!ドキドキしながら、いざチャレンジであります。ちょうど雨の降らない時期で、水場の無い畑だったので、軽トラにタンクで水を運び、汗だくになりながら水やりをしました。

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「芽が出ますように〜!まだ出てないね…芽を出せ〜」こんな風に待ちわびます。
種もきっとプレッシャーを感じていることでしょう。
芽が出た時は、種の頑張りと双葉の可愛さにいつも感動します。

北海道は10月中旬にもなると、最低気温が10度以下になることも増えてきますが、野菜は順調に成長しています。皆さまの手元に届く頃には甘みのある美味しいカブになるよう、みんなで野菜にエールを送っています!

みのり彩園 萩野貴美子

野菜のお届けは、2020年12月を予定しています!
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