自然栽培パーティ「旬を旅する」通信① 無門福祉会

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「旬を旅する」野菜セットに向けて、無門福祉会が担当するお野菜は、「野崎早生カリフラワー」と「野崎白菜」です。

皆さん最近食べましたか?カリフラワー。あまり食べないですよね。
なぜ、カリフラワーが栽培野菜の候補にあがったのだろう?自然栽培で育つのかな?
暑い場所では無理だよ。愛知は暑い…きっと無理。よし!!栽培する野菜を変更しよう♪

無門福祉会の旬を旅する野菜セットは、こんな会話から始まりました。

今回の旬を旅する野菜セットは、小林宙さんから固定種の種をわけてもらい栽培をする新しい企画となっています。

野崎早生カリフラワーと、野崎白菜どちらにも「野崎」とついていますが、名前の由来となっている株式会社野崎採種場は愛知県名古屋市にあります。そして、野崎白菜は、愛知県名古屋市中川区が発祥の地です。このような背景を知ると、無門福祉会が育てるべき野菜なのではないかという変な使命感も出てきます。カリフラワーは今までに挑戦したことのない野菜です。「栽培が上手く出来れば、きっとみんなの自信になり、今後の栽培にも大きな意味をもつことになるよ」という磯部(自然栽培パーティ理事長)の後押しもあり、すっかりやる気になってしまいました。
無門福祉会の農業担当者の長所は、単純!!というところかもしれません。

栽培作物の変更はせず、当初の予定通り、野崎早生カリフラワーと野崎白菜の栽培が始まったのです。

まずは、細かな作業が得意な高木さん(農福師)が種を蒔きます。カリフラワーの種は、わずか2.5㎜。一粒ずつ丁寧に蒔いていきます。気が遠くなるような作業ですが、持ち前の根気のよさで見事やりとげることができました。

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種を蒔いた翌日からは、気温が高い時間に、ポットを日陰にうつす作業が始まりました。力持ちの三輪さん(農福師)や武藤さん(農福師)の出番です。重いパレットも2人が揃えば軽々持ち上がります。
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休憩時には、畑でお茶をのみながら会話に花が咲きます。「カリフラワーは何色かな?」と聞けば、「きいろ、ピンク、しろ!」というカラフルな答えがかえってきます。自由な発想がとても心地よく、いつも畑に笑顔を運んでくれます。

8月4日に播種をしたカリフラワーは、本葉4枚まで順調に成長してきています。
さてさて、無門福祉会のカリフラワーはどんな色に育つかな?

文・写真:吉田晶(無門福祉会)

野菜のお届けは、2020年12月を予定しています!
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