2月16日(金)~17日(土)大西暢夫写真展「ひとりひとりの人 ー精神科病棟取材17年の記録ー」が開催されます!

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東京・世田谷のハーモニーの施設長新澤克憲さんから、写真展のご案内をいただきました。
ぜひ、足をお運びください!

大西暢夫写真展「ひとりひとりの人 ー精神科病棟取材17年の記録ー」

写真家大西暢夫さんが、17年にわたって撮り続けた精神科病院閉鎖病棟の患者さんたちの写真を展示します。

大西さんは2001年より『精神科看護』誌上で精神科病棟に入院中の患者さんたちの写真を発表し始め、2004年に精神看護出版の写真集「ひとりひとりの人 -僕が撮った精神科病棟ー」を刊行されました。
 
そこには、入院治療という苦労や譲れない拘り(こだわり)にも関わらず、屈託ないおだやかな笑顔を見せる患者さんたちで溢れています。「病」とはなにか、「障害」とは何かを問い、精神科病棟に長期入院している多くの人たちに想いを馳せる名作です。

この写真展は、写真集「ひとりひとりの人-僕が撮った精神科病棟-」がすでに絶版となり、入手が困難になっている状況を聞いた首都圏の精神保健福祉士、精神科看護師、団体職員などの有志が自主的に企画しました。
 
「ひとりひとりの人」からのプリントに加え、大西さんが現在も取材を続けている大阪府堺市の浅香山病院の患者さんたちの写真や、精神科看護のバックナンバーなども見ていただきます。
貴重な記録が見られるこの機会に、ぜひご来場ください。

展示最終日に上映する「オキナワへいこう」は映画監督でもある大西さんが制作中の映画です。大阪にある精神科病院、浅香山病院のスタッフや支援者が長期入院患者たちと一緒に沖縄旅行へ行くまでの挑戦を追ったドキュメンタリー作品です。上映後には大西さんによる講演会も開催します。

大西暢夫
写真家 映画監督
1968年岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、写真家/映画監督の本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンに。
2001年から精神病院に長期入院する人々の姿を専門誌のグラビアを通し撮影を始める。そのことがきっかけとなり、日本国内におけるアール・ブリュットの作品とその作者の取材を多数手がけるようになる。
2010年11月より故郷の岐阜県揖斐郡池田町に拠点を移し、現在は 東日本大震災の取材を続けながら支援を行っている。

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大西暢夫写真展「ひとりひとりの人 ー精神科病棟取材17年の記録ー」
日時|2018年2月16日(金)11:00〜21:30
2月17日(土)10:00〜20:30
場所|練馬区文化センター 2階ギャラリー
東京都 練馬区練馬1-17-37
西武池袋線都営大江戸線練馬駅北口徒歩1分

<「オキナワにいこう」上映会>
日時:平成30年2月17日(土)18:30〜20:30
場所:練馬区文化センター3階集会室
上映後に大西さん講演会
定員30名 
※すでに定員数を越え、キャンセル待ちの受付中
料金:会場の制約から入場料は取りませんが、大西さんや私たちの活動へのカンパは大歓迎です。

<予約・お問い合わせ>
お名前と人数、当日連絡可能な携帯番号かメールアドレスを明記の上
sorezorenohitobito@gmail.com 
あるいは
携帯番号070-5460-7955(伊丹)まで

主催:大西暢夫写真展「ひとりひとりの人―精神科病棟取材17年の記録」実行委員会