浜松で気になるイベント、「表現未満、」実験室。

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コトノネ軒先書店のクリエイティブサポートレッツさん(浜松市)が1月16日から「表現未満、」実験室を期間限定でオープンします!
どんなイベント(そもそもイベントと言えるのかもわかりませんが)かと言うと…、
ガイドブックには、こんな風に書かれていました。

「表現未満、」とは
その人の姿を現している行為
それが、その人の生活や生き方を醸し出していること
特別な人の特別な行為ではなく、個人の生活文化であること
何かのためにやっているのではなく、やらざる得ない情動
・・・・
それに私たちは日々向き合っています。
それらは取るに足らないと、通常では思われています。
しかし、私たちはそうしたことごとにむしろ光をあて、それこそが大事だと考えています。
そして、これをもっと広めていきたいと思っています。

認定NPO法人クリエイティブサポートレッツは、2000年の設立より、様々な人たちがともに生きる社会の実現を目指してきました。
この、「表現未満、」に光をあてることによって、他者の価値観や生き方を知り、理解し、ともに生きる社会について積極的に動き始める。そんな「表現未満、」のムーブメントを広げていきたいと考えています。

 2008年から始まった「たけし文化センター構想」は、「くぼたたけし」という個人が日々生きる中で毎日のように続けるこだわりや行為を、問題行動や病理として捉えるのではなく、「個人の熱意」として目撃し直すことから始まりました。
さらに、今、個人から発せられる行為そのものを「表現未満、」と捉えなおし、それを目撃する他者の存在を通して、「あなた」と「わたし」の多様な関係性を作り出しています。
わたしたちはどのように目の前の人との「表現未満、」を物語ることができるでしょうか。
そして、既存の、ケアされるもの/するもの、障害/健常、包摂/排除といった二項対立の構造をこえて、編み出されていく多彩な物語は、新しい価値観を作り出していことができるでしょうか。

 レッツでは、全国でもまだ例のない「仮称ソーシャルインクルージョンセンター」を作りたいと思います。
このセンターは、重度の知的障害のある人たちを中心にして、様々な人たちが交流するオルタナティブスペースと、市井の人々が取り組んでいる「表現未満、」を、実践、実験、発掘し、広げ、育み、発展するセンターを目指していきます。

(「表現未満、」実験室 公式ガイドブックより)

「表現未満、」実験室は2月25日までの開催です。

「表現未満、」実験室
会期:2017年1月16日~2月25日
会場:〒430-0933 浜松市中区鍛冶町312-18 金原ビルディング2階、3階   
営業時間:月曜日~木曜日(13:00-18:00)、金曜日・土曜日(10:00-20:00)
休み:日曜・祝日(※2月11日は営業)
入場料金:無料
お申込み・お問合せ:認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ
電話:053-440-3176